My Human Gets Me Blues

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2009-04-26 [長年日記]

_ [Gadget] 富士通 FMV-BIBLO LOOX U/B50

富士通 FMV-BIBLO LOOX U/B50 FMVLUB50

もうだいぶ前の話だが、金もないのにLOOX Uを買ってしまいましてね。一世代前のやつですけれど。なんとなくUシリーズそのものがディスコンになりそうだというのに。

というか、このところ移動が多いということもあって(あと榎本氏が以前「イーモバイルを使う俺はどこのカフェでも仕事が出来て勝ち組」(意訳)みたいなことを抜かしていて妬ましさのあまり発狂しそうになったので)今更ながらイーモバイルに入ろうと思い、某家電屋に出張って行ったんだが、例の「イーモバイルに入ればNetbookが100円」みたいなキャンペーンをLOOX Uでもやっていて、それに見事に引っかかってしまったのである。我ながら頭が悪い。あんなもん単なる月賦じゃないですか。せめてVAIO Type Pにしなさいよ。とは思ったが、まあ後の祭りだ。

そのうち飽きたらGNU/Linuxを入れようとは思っているが(スペック的には割に素直というか、フリーソフトウェア・フレンドリーな構成のようである)、とりあえず暇もないしWindows Vista環境で使っている。まあそれはそれは遅い(とくにHDD)ですが、これもそのうちSSDに換装すればいいだろうということで忍の一字である。一応、表示系の装飾を片っ端から切れば体感上は同スペックのマシンにおけるXP相当の速さくらいまでは持って行けるような気はする。この種のtweakには、めんどくさいのでたまたま手元で余っていたソースネクスト 驚速 for Windows Vista USBメモリ版を使っているが、手でも設定は出来るでしょう。シャットダウン→起動だと遅くて日が暮れてしまうので、普通はスリープさせたまま持ち運ぶということになると思うが、割に電池は持つようである。大容量バッテリとやらにすればもっと持つのだろう。

個人的に気づいたのは、アンチグレアの液晶保護シートを使ってはいけないという点である。たいていの場合私は何にも考えずに反射防止の液晶保護シートを選んでしまうのだが、このマシンの液晶の標準解像度はとんでもなく高精細(1280x800かなんかなので実は私の常用ラップトップと同じ)なので、アンチグレアだとにじんでぼやけてどうしようもない。見ているだけで乱視がひどくなりそうである。最初のうちはまあそういうもんなのかなと思って我慢していたのだが、あまりに腹が立って思わずはがしてみたら素の画面はびっくりするくらいきれいだったので腰が抜けたというお粗末。ということでOverLay Brilliant for FMV-BIBLO LOOX U/B50 高光沢液晶保護シート OBLOXUB50がおすすめである。ただ、これはこれでサイズがほんと液晶ぴったりなので、不器用な私にとっては貼るのが非常に難しかった。あと、アンチグレアではないので作業中に自分のまずい面が画面に映り込んで迷惑なのはいかんともしがたい。

あとはキーボードだが、配列は割に素直なものの、はっきり言って私の手の大きさ、指の太さではタッチタイプは無理である。もちろん二本の人差し指で一つずつキーに上陸していくコロンブス・メソッドだ。また、左側にUSB端子が一つだけあって、結局そこにはイーモバイルのUSBアダプタを差して使うことになるんだが、その近くにマウスのボタンに相当するギミックがあるので操作の邪魔になることおびただしい。USBの延長ケーブルみたいなのを探せばいいのかな。

とまあ、いろいろ限界のあるマシンではあるのだが、なにせ異様に軽いし、とりあえずバスの中でもMeadow & howm & ATOKでメモが取りまくれるようになったし、電子辞書としても使いでがあるし、他の作業も出来るし、所期の目的は達しているので当人は満足している。

というようなことを、近所の(公衆無線LANとかない)スタバでこれを書きながら思うのであった。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ 削除Elisa Hinkle [削除http://cialis.united-coders.com/generic-cialis-online-ca..]


2009-04-27 [長年日記]

_ [Rant] 変な韓国ドラマについて

宮~Love in Palace ディレクターズ・カットDVD-BOX(10枚組)(2万セット限定生産)

私の母親はご多分に漏れず韓国ドラマが大好きで、暇だと日がな一日見ているようだ。で、数年前のことだがたまたま私もぼんやりテレビを眺めていたところ、なんだかずいぶんヘンテコな設定のドラマをやっていたのである。

現在の韓国にまだ皇帝がいるとか言う設定で、その皇帝だか皇太子だかが平民の女の子と恋に落ちて云々という話であった。日本の少女漫画とかではありがちな設定なのかもしれないが、実写で大まじめにやっているのを見るとずいぶん変でインパクトのあるものだ。

ここ一年くらいずっと頭の片隅にあれはいったいなんだったのだというのがあって、私の実物に遭遇した人にはドラマの名前について聞かれた人もいるかもしれないが、タイトルはなかなか判明しなかった。のどに小骨がささったような感はあったものの、もとよりどうでもいいと思っていたのでちゃんと調べないまま月日が経ったというところもある。それが、とうとう今日分かりました。

結論から先に言うと、「宮(クン)」というドラマだったようだ。韓国の俳優が麻薬使用で捕まったとかいう話で、あれこいつの顔どっかで見たことがあるぞと思ったら、彼が主演のドラマであった。ありがとうチュ・ジフン


2009-04-28 [長年日記]

_ [Jazz] com-postについて

最近、com-postというサイトを立ち上げた。音楽、とくにジャズを中心とした諸々の話を自由に書く場が、少なくとも紙の雑誌媒体ではもうあんまりないよねという問題意識を共有する有志が、手弁当で立ち上げたものだ。実は立ち上がったの自体はずいぶん前の話なのだが、そのころは本業やらなにやらがテンパっていてここでアナウンスする余裕がありませんでした。ごめんなさい。

私はぺいぺいだが、他の同人は『ジャズ・オブ・パラダイス』『ジャズ選曲指南』の後藤雅洋(四谷いーぐる)、『ジャズの明日へ―コンテンポラリー・ジャズの歴史』の村井康司という重鎮に、益子博之、須藤克治という元『ジャズ批評』レギュラー新譜レビュアーの二人、シンコー・ミュージックのディスク・ガイド・シリーズ JAZZサックスの編者で『世界最高のジャズ』『コルトレーンを聞け』『元祖コテコテ・デラックス』の著者原田和典、『ローランド・カーク伝』の訳者で『週刊ラサーン 《ローランド・カークの謎》』の著者林建紀という錚々たる面々である。

ちなみに名付け親は確かに私なのだが、私が活発に関わっていたのは去年の夏くらいまで、それから後は身辺があれやこれやと忙しくなって私は敵前逃亡、事実上の幽霊会員であった。それがどうにか立ち上がったのはひとえに他の方々のご尽力のおかげである。

中身としては、何せ全員自腹で買っているもので何にもひもがついておらず、結果としてたいへん正直というか身も蓋もない新譜クロスレビューが面白いのではないかと思う。あと、おそらくはあまりにも近しい過去すぎてほとんど語られることのない1970年代以降のジャズ名盤を10年ごとに100枚ずつ挙げてみましょうという企画のFAMOUS JAZZ CD 21 PROJECTも、とりあえず1980年代が終わっている。これはなんでもそのうち書籍になるともっぱらの噂である。

なお、私が今まで書いたのは

という感じ。


2009-04-29 [長年日記]

_ [Music] Discipline / King Crimson

Discipline(King Crimson)

yomoyomo氏com-postFAMOUS JAZZ CD 21 PROJECT 1980年代のジャズ 100CDを早速見てくださったようで、ジャズと銘打ってるくせに一般にはプログレとされるキング・クリムゾンのDisciplineが入っていてビックリだそうである。さもありなん。ちなみに、あの表に挙がったレコードにはいちいちレビューが付くはずなのだが、誰もまだ書いてない…。

これは益子博之さんが選んだものだったと記憶しているが、私も思い出せば挙げただろうし、もちろん何の異議もないのである。と言っても私はプログレの熱心なファンではなく(なんだか息苦しく感じて苦手)、キング・クリムゾンも『宮殿』とかそのへんの有名な奴しか聞いていないという極めて濃度の薄い人間なのだが、このDisciplineだけは一時結構ハマって良く聞いていた。たぶんエイドリアン・ブルーが入ってるからだろうが、なんかこれだけジャズ(というかファンク)っぽいんですよね。ややこしいことをやっているわりに全体に開放感とふくらみが感じられるところが良いと思う。ハードコアなプログレ・ファンには、まさにそのあたりが受けないかもしれないが。


2009-04-30 [長年日記]

_ [SFJM] 最近SourceForge.JP Magazineに書いた記事

書いた当人としては新聞の話がおもしろいと思ったんだが、あんまりウケませんでしたなあ。

あと、記事を発表した後で補足というか書き加えたくなることが多いのだが、一度世に出たものに大幅に追記するのもなんなので、このところあまり書いていなかったmhatta のジャーナルに「アフターアワーズ」と銘打って続きというかおまけを書くことにした。いつまで続くことやら。