My Human Gets Me Blues

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2004-03-11

_ [Music] Kenny Millions' Big Time / Keshavan Maslak Quartet

Kenny Millions' Big Time(Keshavan Maslak Quartet)

ケシャヴァン・マスラクは確か奥さんが日本人ということもあって、一時期頻繁に来日していたらしいのだが、最近は来ているのかしら(寿司屋の経営で忙しいのかもしれん)。大体ジャズ、それもきょうびわざわざ「前衛」を名乗っているようなやつは辛気くさいものが多いし、聞いている奴もおおかた「他人の理解できない高尚な音楽を聞いている自分」に酔っているだけなのでほとんどどうでもいいのだが、マスラクあたりは相当なアウトサイドも辞さないのにどことなくおかしみがあって、単純に聞いて楽しい。若死したセルゲイ・クリョーヒンとも最晩年に共演していたが、この二人はいろいろな意味でとても相性が良かった。余裕というか、落語でいう「フラ」というか、そういうもののある珍しいフリージャズプレーヤたちだと思う。

この1982年のアルバムでマスラクははやはり似たような素質を持つミシャ・メンゲルベルクと共演していて、ドルフィーのやったHypochristmutreefuzz(これはCDのみ収録)とかハービー・ニコルズの2300 Skiddooとか、おそらくはメンゲルベルクの趣味と思われるやばい曲と自作を取り上げて割と(彼にしては)ふつうに料理している。マスラクのテナー吹きとしての実力が存分に発揮された傑作だが、チャールズ・モフェットのきびきびとしたドラミングにも注目。

というか、これも品切れなんですか…。いいもの順に市場から消えていくなあ。

_ [Life] 三回忌

朝から墓参り。高田馬場遠い…。

_ [Life] 確定申告

done.

_ [Music] いよいよ邦楽探訪

世の中の流れから三周半くらい遅れていますが、くるりの「さよならストレンジャー」はとても良かった。詩もアレンジも色彩感に富んでいるし、様々なバックグラウンドが感じられて素晴らしい。ヴァイヴなど小道具の使いかたもうまい。変にベタついていないのもよい。このあたりはプロデューサの佐久間正英の手腕なのかしら。次作ではジム・オルークがからんでいるとかで、これは借りるしかないですかね。個人的な好みは「オールドタイマー」「トランスファー」あたりだが、私が地方出身者なら「東京」あたりもかなりくるかもしれん。

で、aikoの「夏服」のほうなんですが、うーん、これを佐々木敦さんが褒めていたんですか? ストリングスやギターのアレンジとか、かなりイモなような…。ヴォーカル自体も、Bonnie Pinkや矢井田瞳あたりと比べるとちょっと押しが弱いかなあ。といいつつ、変なアレンジがなくなってストレートな曲が多くなる後半は結構いけますね。「アスパラ」や「ボーイフレンド」なんかはとてもいい。まあヒットした曲みたいだしねえ。特に「ボーイフレンド」では、なぜかボニー・レイットを思い出した。シークレットトラックはピアノ弾き語りなのかな?

以上から大体明らかなように、私は基本的にノリノリ(死語)じゃないとダメな人なので、そのあたりは適当に割り引いて読んでくださいまし。他におもしろそうなものがあったらどんどん推薦してください。せっせと借りてきますので。ツタヤ万歳。

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