My Human Gets Me Blues

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2005-09-15 [長年日記]

_ [tDiary] amazon.rb入れ替え

昨日久しぶりに日記を書こうとしたら、Amazon.co.jpへのリンクがうまくできなくなっていて不思議がっていたのだが、修正が出ていた。

_ [Life] 近況

日記は書きませんでしたが、別に死んでたわけじゃありません。今年の夏はなんやかんやで結構忙しかったです。

というか、mixiではちょこちょこくだらないことを書いていたのだが、こちらの日記はだいぶご無沙汰であった。書かなかった間、世では衆院の総選挙があって大変盛り上がっていたようだが、そういう話題を日記に書いて口角泡を飛ばすのはなんだか恥ずかしいので一切触れないことにする。個人的には用事でスリランカに行ったのがなかなかおもしろかったのだが、顛末はまた別の機会に。

_ [Reading] ブラスの快楽 - 世界の管楽器CDガイド600 / 関口義人

ブラスの快楽―世界の管楽器CDガイド600(関口 義人)

たいていのディスクガイドは、「ロック名盤入門」だったり「ジャズ名盤百選」だったり「クラシックの名盤」だったりしてつまらない。今となっては、こういったジャンル分けからはみ出した音楽のほうが圧倒的におもしろいからだ。そんなわけで、「ブラス」を足がかりに幾多の音楽ジャンルを横断し、600枚もの推薦ディスクを並べたこの労作の価値は高い(その割に値段は安い)。サン・ラーゲタチュウ・メクリヤシカラムータ武田真治が並列に出てくる本は、確かにこういう切り口じゃないと成立しませんな。

といってもこの本自体はもうずいぶん前に出た本で、私は発刊記念イベントにまで行ったくらいなので今更取り上げるのは変な話なのだが、なんでも近々関口さんの新作が出るというので改めて取り上げてみた。今度のテーマはジプシー・ミュージックだそうで期待が持てる。ロマに詳しい関口さんがあえて「ジプシー」音楽と題するのにはそれなりに戦略があるのだろう。新作に関してはBee's Blogに告知が。


2005-09-16 [長年日記]

_ [Reading] 大密室 / 有栖川有栖ほか

大密室(有栖川 有栖/恩田 陸/北森 鴻/倉知 淳/西澤 保彦)

相変わらず風呂で本を(それもブックオフで安く買ってきた文庫本を)読むという悪習に浸っているのだが、これはなかなかいけた。密室ミステリの短編と作家のエッセイ、論考を集めたアンソロジーで、「密室もの限定」という考えようによってはかなりきつい制約にもかかわらず、なかなかバラエティに富んだ趣向ばかりで飽きさせない。冒頭を飾る手堅い有栖川、横溝っぽい北森、猫丸先輩が傍若無人ぶりを発揮する倉知あたりが白眉か。まあ好きな人は好きだし、嫌いな人は人工的すぎてダメ、というありがちなパターンかも。


2005-09-18 [長年日記]

_ [Music] Emergency! / The Tony Williams Lifetime

エマージェンシー!(トニー・ウィリアムス・ライフタイム)

何の予備知識も無いままMAGMAのライヴを見に行った。大変な熱演で十分満足したのだが、帰宅してなんの気なしにこいつをかけてみたら文字通り圧倒されてしまった。正直言って今までは涙が出るほど気に入った作品というわけではなかったのだが、こういうことがあるから音楽を聴くのはやめられないのだ。それにしても、この録音のときトニー・ウィリアムズは23歳だったんだなあ。信じられんよ。歌は下手だけど。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ さとぅ [このライフタイムでも歌ってるんだ(^^;>とにーさん 俺はアランホールズワー巣さんのばかり聴いてるので、是非近い内に..]


2005-09-21 [長年日記]

_ [Music] Cedar! / Cedar Walton

CEDAR !(Quartet & Quintet Cedar Walton Trio)

今や大ベテランの域に達した名脇役、シダー・ウォルトンが、1967年にPrestigeで残した初リーダー作。いくらタイトルがCedarだからといってジャケ写が杉の合板の写真だったり、よせばいいのにケニー・ドーハムはカップミュートの代わりにバイクのヘルメットを使っていてだからなんだという感じだったり、いくぶんしょぼい部分が散見されなくもないのだが、それでも気合の入ったシダーのピアノソロとすばらしい自作曲の数々(特に冒頭を飾るTurquoise Twiceがやばい)で十分お釣りのくる出来になっている。年代的にも、爛熟から細分化とマンネリに向かおうとするハードバップの最後の輝きといってよい佳作だ。

というような話を書こうと思い、リンクを張ろうと思ってAmazon.co.jpで検索したのだが、どうしても引っかからない。実は「Cedar」というタイトルがついた作品はもう一つあるのだが、そっちは今回の話とは関係ない別の作品(1985年のトリオ作)である。OJCのCDのくせにもう廃盤かよと思ったのだが(ちなみにLimited Edition Seriesではありません)、なんとこのCD、なぜかAmazonでは(.comも.co.jpも)タイトルやアーティスト名が思いっきり間違えて登録されているのだった。リンクをたどってみれば分かるが、これはヘンリー五世のサントラじゃないぞ! こんなこともあるんだねえ。


2005-09-22 [長年日記]

_ [OpenSource] Open Source Way 2005開催 (10/6 & 10/7)

以前jlcのほうのblogでも告知しましたが、一応こちらでも。

ここ数年毎年やっているイベントOpen Source Wayですが、今年もやります。今年は例年の横浜ではなく赤坂での開催です。官僚や弁護士から高木浩光氏やJoi Ito氏に至るバラエティに富んだプログラムで、オープンソースについて立体的に理解を深めて頂けると思います。参加には事前登録が必要です。登録は10/4までですし、席も限られていますのでお早めに。

なんでもこの時期は他のイベントとかぶりまくっているという話を耳にしましたが、オープンソースの現在に関心のある方はぜひ。去年よりも参加料は安くなったようです。

_ [OpenSource] オープンソースマガジン/japan.linux.com 合同オープン編集会議開催 (10/6)

で、初日(10/6)の終了後には、私も連載させていただいているUnixUser誌がOpen Source Magazineに改名するのを記念したパーティがあるそうです。「編集会議」とか書いてありますがどう考えても単なるパーティです。こちらのほうの企画や運営には直接タッチしていませんが、私も参加しますので、お暇な方はぜひ。特に参加資格はないはずですが、宴会くんでの事前登録が必要です(宴会コードはosw2005)。こちらも席には限りがありますのでお早めに。

ちなみに、/.Jの4周年記念宴会に来た人は覚えているかもしれませんが、今回の会場のご飯はおいしいので、2000円は結構割安ですよ(笑)