長年ノートパソコンというかラップトップを使っているが、ラップトップのぺしゃっとしたキーボードには未だに慣れない。そこで出先である程度腰を落ち着けて仕事をするときにはラップトップスタンドとかライザー(riser)と呼ばれるものを使い、ラップトップ本体を持ち上げた上で好きな外付けキーボードを使っている。
ということで、ラップトップスタンドも改めて考えると当人がドン引きするほどいくつも購入してきたのだが、最近買ったハーマンミラーのOripuraというのはなかなか良かった。色もホワイトだけではなくイエローやミントグリーンがあって、私が買ったのはイエローだが、事務用品然としないポップさで気に入った。
ハーマンミラーというけれど実際にデザインしたのはハーマンミラーが買収したCBS(Colebrook Bosson Saunders)のデザインチームらしく、CBSというと昔はLapjackというラップトップスタンドを出していて一時期愛用していたのだが、それなりに手が込んでいたLapjackに比べると今回のOripuraは大分シンプルというか、ただプラ板を折っただけみたいなところがある。なるほどプラのオリガミだが、折り目は薄くなっていて折りやすい。そこそこ高さも稼げるし、ケースとかを考えなくてよいので、軽くて持ち運びもしやすい。
買うまで分からなかったこととして、素材はプラスチックなのにどうも上から何かゴムのようなものが貼ってあるらしく、ちょっとぬめっとした不思議な感触がある。やや値段がお高いが(といってもまあ、アーロンチェアとかに比べれば誤差みたいなもんだが…)、ラップトップスタンドをお探しの方にはおすすめできると思った。