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万年筆のインクを変えた

close up photo of spoiled blue ink with fountain pen

万年筆には長いことペリカンのエーデルシュタイン・タンザナイトというブルーブラック系インクを入れていたのだが、無くなってきたのでいざ補充しようと思ったらどこの店も品切れである。某店に聞いてみたら、はっきり廃番というわけではないらしいが年初から発注をしても全く入荷しないという。ペリカンの身売りが影響しているのかもしれない。まあ、そもそも高級筆記具はペリカンのメイン・ビジネスではないしねえ…。

タンザナイトにする前はS.T.デュポンのBleu Nuit/Dark Blueというインクを使っていた。今でもカートリッジなら売られている…と思っていたらどうも完全廃番みたいだが、とにかくあるときからボトル・インクが無くなったのでタンザナイトに変えたという経緯がある。S.T.デュポンの万年筆と言ってもS.T.デュポンの本業はライターに代表されるような金属加工のはずなので、軸はともかくインクはどこかのOEMだろうと思ったのだが、エルバンがトラディショナルインクというラインでBlue Nuitという同名のインクを出しているようだ(ただし英語表記はDark BlueではなくNight Blue)。正直S.T.デュポンのBleu Nuitがどんな色だったかあまり覚えていないのだが、まあいいやと思い買ってみた。

結論としては、悪い色ではないんだが、ブルーブラックというならもう少し暗めがいいかな…という気がしなくもない。ちょっとパイロットの色雫・月夜に似ている?あと、瓶の底が浅いので、ペン先が大きい万年筆だと吸入できないのであった。仕方なくタミヤの小瓶にスポイトで移し替えて入れているが、まあコンバーターだけ引っこ抜いて浸けてもいいのかな。

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