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フリクションボールノックゾーンはなかなか良い

person writing on white paper

以前も書いた通り、するするぬらぬらとまではいかなくてもなめらかな書き心地を好む人間としては、カリカリガリガリとひっかかりやすいフリクションは簡単に消せる以外のメリットが無く正直ヘイトの対象だったのだが、最近出たフリクションボールノックゾーンに搭載のVer.2レフィルとかいうのに入っているプレミアムフリクションインキはとても良いですね。書き味の悪さや発色の薄さといった従来のフリクションの弱点を見事に克服していて、特に0.7mm径のなめらかさは特筆ものである。一番安いやつはグリップがラバーで軽く重量バランスが良くないので、ここはケチらずにグリップが木か樹脂で低重心になっている軸を買ったほうが書きやすいと思う。グリップ以外もマットで手触りが良い。

ただまあそれはそれとして、ペン先がぶれないチップホールドシステムというのはどう見てもゼブラのブレンの真似で(ただブレンよりペン先が長く出るので接地点が見やすい)、ノイズカットノックというのはブレンもそうだがおそらくぺんてるのカルムの真似だし(あるいは中にクッションを仕込むという仕組み的にはトンボのリポーター?実のところ言うほどノックが静音化されたわけではないけど)、グリップを変えて目先を変えるというのはLAMYぽいし、ようするに近年ヒットした他社製品のウリを大いに パクリ 参考にしているわけだが、個人的には全面支持である。 他人の良いところを真似て何が悪い (権利の問題とかは知りません)。昔ぱちもんは日本のお家芸と言われ、最近では中国のメーカーがAppleとかが出したヒットデザインを横並びでガンガン真似しているわけだが、ああいうとにかく餌に食いつくザリガニ精神といいますかダボハゼ精神といいますか、やはり必要ですよねえ。パイロット偉い。できればフリクションボールスリムビズの替え芯もVer.2で出してくれるとミミック・メッセンジャーでも使えて良いのだが。

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