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モーレツ! Org mode 教室 その8: org-journalで日記を書く

情けないことに、三日坊主どころか二日日記が続いた試しがなかったのだが、 org-journal を使い始めてからどうにかこうにか続いている。今回はその話をしたい。

設定は簡単で、 ~/.emacs.d/init.d

(use-package org-journal
  :ensure t
  :defer t
  :custom
  (org-journal-dir “~/Dropbox/Org/journal”)
  (org-journal-date-format “%A, %d %B %Y”))

などと書けば良い。

C-c C-j と打てば、 org-journal-dir で指定したディレクトリの下に、 20190225 といった具合に日付がファイル名となったファイルが作成される(すでにあれば、新しいエントリが挿入される)。後は普通にOrg記法で日記を書くだけである。前回書いた日記を見るには C-c C-b 、検索は C-c C-s だ。 org-journal-enable-encryptt にしてやれば、 org-crypt による暗号化もできる。

Emacsの calendar との連携もバッチリで、 M-x calendar でカレンダーを起動した後、日付の上で C-j を押すとその日のエントリが表示される。

以前紹介した org-capture で使うには、ややトリッキーだが

(defun org-journal-find-location ()
  (org-journal-new-entry t)
  (goto-char (point-min)))

(setq org-capture-templates '(("j" "Journal entry" entry (function org-journal-find-location)
                               "* %(format-time-string org-journal-time-format)%^{Title}\n%i%?")))

などとしてやれば、 C-c c j でメモやTODOと同じ感覚で日記が書けるようになる。これもまた便利である。他にもいろいろ機能があるが、それは org-journal のウェブページを見てもらいたい。

なんといいますか、あまりに自然に使えるので、あまり書くことがないのだが、おすすめですよ。

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