情けないことに、三日坊主どころか二日日記が続いた試しがなかったのだが、 org-journal を使い始めてからどうにかこうにか続いている。今回はその話をしたい。
設定は簡単で、 ~/.emacs.d/init.d
に
(use-package org-journal :ensure t :defer t :custom (org-journal-dir “~/Dropbox/Org/journal”) (org-journal-date-format “%A, %d %B %Y”))
などと書けば良い。
C-c C-j
と打てば、 org-journal-dir
で指定したディレクトリの下に、 20190225
といった具合に日付がファイル名となったファイルが作成される(すでにあれば、新しいエントリが挿入される)。後は普通にOrg記法で日記を書くだけである。前回書いた日記を見るには C-c C-b
、検索は C-c C-s
だ。 org-journal-enable-encrypt
を t
にしてやれば、 org-crypt による暗号化もできる。
Emacsの calendar
との連携もバッチリで、 M-x calendar
でカレンダーを起動した後、日付の上で C-j
を押すとその日のエントリが表示される。
以前紹介した org-capture で使うには、ややトリッキーだが
(defun org-journal-find-location () (org-journal-new-entry t) (goto-char (point-min))) (setq org-capture-templates '(("j" "Journal entry" entry (function org-journal-find-location) "* %(format-time-string org-journal-time-format)%^{Title}\n%i%?")))
などとしてやれば、 C-c c j
でメモやTODOと同じ感覚で日記が書けるようになる。これもまた便利である。他にもいろいろ機能があるが、それは org-journal
のウェブページを見てもらいたい。
なんといいますか、あまりに自然に使えるので、あまり書くことがないのだが、おすすめですよ。