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プラチナ プレスマンの新バージョンがひっそりと出ていた

grayscale photo of pencil

プラチナ プレスマン シャープペン 速記用0.9mm芯2B 2105010

プラチナ プレスマンというシャープペンシルがあって、3年ほど使っている。なぜ3年とはっきり分かるのかというと、初めて買った当時ブログ記事を書いたからだ。プレスマン自体に関しては3年前書いたことに付け加えることは何もなく、一言で言えば安物(Amazonでは500円とかだが文房具屋ではふつう200円くらいで売っています)だが大変使い勝手の良い、元が速記用だけに特に走り書きに最適なシャーペンで、私も含め各地に狂信者が多くいるのだが、実は最近出先で(ペンケースごと)失くしてしまったのである。

で、池袋のLOFTで新しいのを仕入れたのだが、使ってみてもうびっくり仰天ですよ。以前はやや固めでカチカチ音がしたノックが、やたら軽くなっていたのだ。なんでそんなことでびっくりするかというと、このプレスマンは、1978年に登場してから全くモデルチェンジすることなく出続けている、シーラカンスみたいなシャーペンだったからである。私より年上なのだ。

プレスリリースによれば、「日本で実用的シャープペンが誕生してから100年に当たる今年に合わせて利用者の声に耳を傾けロングセラー『プレスマン』を改良」したんだそうで、「先端セーフティースライド機構のクッション圧を高めにして意図しない芯スライドを防止」「芯を出す時のノック音を大幅に低減」「ノック圧を軽くする事によりスピーディで軽快な芯出しを実現」などと謳われている。実際ノックが非常に軽くなり、カチカチ言わず静かになったのは誰でもすぐ分かる。

まあ、カチカチ言うほうがクリックし甲斐がある、という人もいたと思うし、たぶんこちらのブログで分析されているとおり、改良というよりは単にコストカットしたかっただけなんだろうと思うが、私はどちらかというと新バージョンのほうが好きである。文房具屋では新旧が混在しているようなのだが、新バージョンは軸のPRESS MANというロゴに三本白い線が入っているので見分けが付く。

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