民主主義のその先へ(2)
前回の話の続き。 民主主義においては有権者が意志決定を行うわけだが、その肝心の有権者が有する政治的知識は非常に乏しく、まあそんなことは大昔から皆うすうす気づいていたわけだが、最近の米国ではそれがデータで実証されてしまった… 民主主義のその先へ(2)
前回の話の続き。 民主主義においては有権者が意志決定を行うわけだが、その肝心の有権者が有する政治的知識は非常に乏しく、まあそんなことは大昔から皆うすうす気づいていたわけだが、最近の米国ではそれがデータで実証されてしまった… 民主主義のその先へ(2)
先日のフェイクニュースの話の続き。 米国におけるトランプの当選や英国におけるブレグジット(EU離脱)への賛成が象徴するように、いわゆる先進国でこのところ、民主主義の機能不全が表面化してきた。こう書くと、いやトランプの当選… 民主主義のその先へ(1)
下馬評を覆しドナルド・トランプの勝利で幕を閉じた2016年の米国大統領選挙や、これまた事前の予想を覆すブレグジット(EU離脱)賛成という結論が出た英国の国民投票において、主にネット上でばらまかれる虚偽情報、いわゆる「フェ… フェイクニュースの需要と供給
しばらく前、「はっきり呼ぼう、alt-right(オルタナ右翼)はまごうことなきレイシストだと」(Call the ‘Alt-Right’ Movement What It Is: Racist … レイシズム2.0としてのアイデンティタリアニズム
alt-right(オルタナ右翼)について日本語で読めるまとまった紹介がまだ無いようなので、私なりに書いてみることにした。政治学は専門ではないし、そもそも私の関心はalt-right全般ではなく前に取り上げた新反動主義だ… alt-right(オルタナ右翼)とはようするに何なのか
ホワイトハウスがWe the Peopleというオンライン請願サイトを運営していることは、日本でもよく知られている。2014年3月、ここに奇妙な請願が投稿された。すでにWe the Peopleのサイトでは見られないが、… 新反動主義の興味深い事例―ジャスティン・タニー
このところneoreactionismに興味を持っている。ネオリベラリズムは新自由主義、ネオコンサバティズムは新保守主義と訳されるので、ネオリアクショニズムは新反動主義とでも訳すべきか。略してNRxと書かれることもある。… 新反動主義のおもしろさ
先日ロージナ茶会の新年会でラジカル・オネスティの話をしたら誰も知らなかったので驚いた。変人および変人を装う平凡な人間しかいない茶会員が同じような変人組織のことを知らないのはあるまじき失態だと思った。英語ならWikiped… ラジカル・オネスティとクロッカーのルール
昨今はイスラム国がらみの話題が多いので、イスラム教やテロリズムに関する本をぱらぱらと読むことが増えてきた。 そんな程度の付け焼き刃なので大したことは言えないのだが、いろいろ読んだ上での個人的結論としては、イスラム教がテロ… ジハードとしてのスター・ウォーズ、あるいはジハード戦士としてのルーク・スカイウォーカー