先日、ノマドワーク用品と言うか、出張など出先である程度まとまった時間仕事をする際に持っていくものについてブログに書いた。あの中ではキーボードとしてロジクールのK810が良いと書いたのだが、最近はまたHappy Hacking Keyboard Professional JPを持ち出すようになっている。
K810は極めて優れたBlueToothキーボードなのだが(前の記事を書いた当時はどこも品切れだったが最近また入荷したみたいだし)、純粋にキーボードとして見ると静電容量無接点方式のコトコトという快適なタッチには及ばない。私は普段家で東プレ Realforce 91を使っているのでなおさらである。
あとまあ、私は貧乏性でして、せっかく大枚はたいて買ったHHKBがすでにあるのに使わないのはもったいないという気分もある。そのくせHHKB BTが出たときには飛びつきかけたのだが、Type-S相当ではないのが気になってどうにか踏みとどまった。でもType-SのBlueTooth版が出たらもう我慢できないと思う。
HHKBを持ち運ぶ場合、3点考えなければならないことがある。一つはminiUSBをどうするかということ、もう一つはAndroidタブレットでどう使うかということ、そして最後にケースだ。
まず、HHKBのインターフェースは、今時(やや)珍しいminiUSBである。私はmicroUSBのケーブルならいつも持ち歩いているので、microUSBメス→miniUSBオスの変換アダプタが欲しいわけだ。別にもう一本ケーブル持ってもいいんですがね。
miniUSBメス→microUSBオスのアダプタなら割とあるのだが、逆は意外と珍しい。一応Amazon.co.jpだと変換名人というのがあるのだが、妙に大きい(というか長い)のが気になる。
で、どうしたものかねと思っていたのだが、ひょんなことからサンワサプライが出しているKU-M05MCMBBKという巻き取り式USBケーブルに、非常に小さなmicroUSB→miniUSB変換アダプタが付属していることを知った。これは充電専用ではなくデータ通信も対応なので、当然HHKBにも使える。白バージョンもあるので、白いアダプタが欲しい人にもちょうど良いのではないか。ケーブル本体は全く使っていませんが…。
次に、Androidタブレットないしスマホとの接続である。タブレット/スマホ側はmicroUSBメスなので、今度はmicroUSBオス→miniUSBオスが欲しいわけだ。最近はスマホが普及したおかげでmicroUSBオス→microUSBオスのケーブルもあるのだが、私の場合はmicroUSBオス→USBメスを用意して、それとUSBオス→microUSBオス→先述のminiUSBアダプタをつなげばよいということになる。
言葉で書くとなんだかややこしいが実は大した話ではない。これでちゃんと入力できた。ちなみに日本語入力はスペースキーのすぐ右側のキー(回転矢印みたいな刻印)で切り替えられる。
最後はケースである。最近の電子機器はそれなりに丈夫なので、別に剥き出しでカバンに突っ込んでも良いとは思うのだが、擦り傷は付きそうでなんとなく気になる。
一応純正のオプションでスマートケースというのがあるのだが、どうもサイズが微妙らしく、あまり良い評判を聞かない。ちなみに私はなぜかキーボードトランクも持っているのだが(再販されたのね…)、これはこれでカッコイイケースではあるけれども、さすがに持ち出す気にはなれない。HHKBの寸法は11cm×29.4cm(×厚み4cm)なのだが、15cm×35cmくらいのサイズのクッションケースみたいなのが意外と無いのですね。
で、結局いろいろと物色した結果、今のところ私は無印良品のオーガニックコットン巾着・小というのを使っている。幅はともかく長さはほぼぴったりで、しかも安いのが良い。店舗限定と書かれているが、とりあえず吉祥寺の丸井にはあった。とにかくさっと出してさっと戻せるのがよい。
ただ、無印の巾着はただの布でクッション性は全く無いので、そのへんが気になる人は、カメララップにくるむという手もある。私の場合たまたま家に使っていないTENBAのメッセンジャーラップがあったので、試しにくるんでみたら悪くない感じだった。
サイズは16インチ(40cmくらい)四方あれば十分ではないかと思う。