電源のあるカフェは増えてきたし、会議場で席ごとにコンセントがあるところも無いわけではないが、それでも大学等で行われる学会やカンファレンスだと、電源が取れるということはほとんどない。もちろん最近のラップトップは電源の保ちが昔と比べれば段違いだけれども、それでも何かをがんがんビルドしたりすると、電池はすぐ無くなってしまう。本質的には内職すんなという話のような気もしますが。
スマホやタブレットだとモバイルバッテリが使えるし、最近はラップトップでもモバイルバッテリからUSB Type-Cで給電できるものも出てきたが、まだまだ数が少ない。ということで、コンセントが差せるバッテリがないかなと思ったら、ありました。RAVPowerとかいうブランドのRP-PB054という製品だが、どこでもドアならぬどこでもコンセントという感がある。
AC出力のついたバッテリは昔からあったが、キャンプや災害時用でやたらでかいか重いというものが多く、ここまでコンパクトなものは珍しい。形も重量も大体500mlのペットボトル相当である。
容量は20100mAhと、大容量化が進む今となっては大したことないが、つないだラップトップをフルスロットルで使って大体2時間は延ばせる。もちろんUSB Type-AやType-Cも出せるので、スマホ等も充電できる。こいつ自体の充電に専用のACアダプタが必要なのが玉に瑕だが、まあそれは仕方が無い。去年買って良かったと思ったガジェットの一つ。